先日はうれしいことがありました。
10年間と半年もの間、うちの教室に通ってくれていたH君が、訪ねてきてくれたのです。
「今日は報告があって・・・・」とうれしそう。
「先生!僕、大学が決まりました!」
え?こんなに早く?と思ってよく聞いてみると、「学校推薦」という制度で、通っている高校からの推薦枠1名を勝ち取ったのです。
学校推薦だと、もうほぼ決まりで、11月に一応試験はあるけど、面接だけだそうです。
高校での頑張りが認められて、学校が太鼓判を押さないともらえない推薦です。
決まった大学も、誰もが知っている有名な大学です。
高校では硬式野球部でも活躍し、文武両道でまじめに3年間がんばってきました。
その努力が報われて、本当にうれしく思います。
お母さんに薦められて入会され、小学校の中学年から高学年にさしかかるころは、内容が難しくて辞めようかと思ったこともあったそうです。
しかし、頑張って通ってきているうちに、英語がわかる喜びの方が大きくなり、よい友達やライバルにも恵まれて、ぐんぐん力をつけてくれました。
いつだったか、彼が、
「親や親せき以外で、10年以上もずっと自分にかかわってくれる大人って、塾の先生くらいしかそういないですよね。」
と言ってくれたのがうれしくて、今でもよく覚えています。
私の変な癖?も、怒ったらめちゃくちゃ恐い?ところも、知られていますし、彼の性格もよくわかっています。
10年は長いですからね・・・・
週に1、2回であっても、こうしてずっと成長を見守っていけるこの仕事の幸せをしみじみ感じます。
大学でもまた彼らしくこつこつと頑張ってほしいと思います。
訪ねてきてくれて、本当にありがとう!!
そして、大学決定、おめでとう!!